<物件別事例>
 
長野県小県郡(茅野)別荘新築工事
 
建て主が別荘で老後の生活を楽しむため、Sハウス(株)に設計・施工を依頼し、
完成し居住したところ、建物がゆれる。2階の和室は結露のため、天井、壁、
畳が水をまいたような状態で不安になり、建物の床下、軸組等を調べたところ
いつ壊れてもいいような建物をSハウス(株)に建てられてしまった。
建て主はそれ以降、Sハウス(株)社長宛てに文書を出し、それでもはかどらず
Sハウス(株)の本社ビルの入り口でチラシを通行人に手渡したりしてようやく新しく
建て替えるとの返事をとりつける。
また、同じことをされては困ると思い、建て主だけでは手に負えないと考え
以前に建て主の店舗ビルのトラブルの時、解決してもらったことを思い出して
当社に委託されたのである。内容は契約時に立ち会ってもらい、また新しく建て
かえる建物の設計図書・工事の施工方法をチェックすることを依頼された。
 
<建て替え前>


<建て替え後>

※Sハウス(株)との覚書の作成
 
1.現在建っている建物を基礎まで全て解体する。
  新しく建物を建て替える。
 
2.建て主が、その間の別荘の使用が出来ないので
  Sハウス(株)が同程度の宿泊施設を無料で提供する。
 
3.解体建物の登記費用、固定資産税等の税金及び
  抹消等の手続き費用は全てSハウス(株)が負担する。
 
4.2階和室の結露の件はSハウス(株)側の負担で
  湿度センター付の除湿機(換気)を設置する。
 
以上の件に付きSハウス(株)は誠意を持って完成し、登記を完了し建物を引き渡された。